うちのご近所を毎朝グルグル周回してお散歩してるおじいさんがいてるん。もう80は軽く越えてると思う。前に飼ってたキアナやステラを散歩させてる時にも会って、「おはようございます」とか「こんにちは」って挨拶しても、ウンともスンとも言わんと黙々と足下見て歩いてるようなおじいさんで、ホンマ見るからに気難しそうな感じ。でも、うちのトニーとは何か喋ったことあるらしくて、「ああ、あのおじいさんか。バリーさんや。」って言うてたけどね。
で、そのバリーじいさん。まだアーヤが家に来て間もない頃、私もアーヤの気質とか散歩の歩き具合の要領をつかめてなくて、まだ子犬のアーヤやったけど、試行錯誤しながら散歩してたころ。道で他のワンコにガウガウになってたんやったか、それか私を引っ張って歩いてたんやったか忘れたけど、まぁ手こずってたのは確かで、そのちょっとしたプチ修羅場に散歩中のバリーじいさんが通りがかって、何か急に私に喝入れてきたん。
「そんなことでどうする!しっかり躾せなアカン!いつもポケットにおやつ入れといて、おやつ使って犬に躾を教えていかなアカン!ワシは昔警察犬とかの調教してたんじゃ!」
いや、この今の状況で急にそんな怒った口調で言われても私もアーヤの神経も逆撫でされるだけやんか!きーっ!
ってなってんけど、「あ、そうですか!分かりました!」って言うて、もうそそくさとその場を退散したん。
で、あー、あの偏屈じいさん、ホンマ苦手やわ。気難しい。かなんなー。もう散歩中に出くわすのんイヤやなー。って思って、その日以降、散歩中に前から歩いて来たら「あーあ・・」って私は思ってんけど。
肝心のアーヤがね。
何か知らんけど、バリーじいさんの事が大好きになってね。。
もう前からバリーじいさんが歩いてくるのが見えたらもちろん、バリーじいさんの持ってる杖の音が聞こえたら、道ばたで伏せして待つんよ。で、バリーじいさんの姿が見えたら匍匐前進で近づいて行くん。
そしたらバリーじいさんも「おおおお!今日は元気かー!ええ子にしてるかー?」ってニコニコでアーヤのこと撫でてくれたり。でも「この犬は何の種類じゃ?」って聞いてくるから「ピットブルの血が混ざってて・・」って言うたら「ええ?ピットブル?!」って言うて後ずさりしとったけど。でもそのあとで「何でこの子はワシのことこんなに好きなんかなー?もしかしたら前世で恋人やったんかなー?」
あはははは。
ま、バリーじいさんと仲良くなれて良かったです。アーヤの功績。
アーヤ、人間は大丈夫なんよね。あ、子供はちょっと動きが速すぎて野生の本能が刺激されるみたいで近寄らせんけど。。
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